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手術・細胞診手術前の説明
人通りの検査を終え、結果が出たところで夫が呼び出された。
テレビドラマでよく見るような個室に呼ばれて医師に説明を受けるのだろうと思っていたら・・・
実際は、ナースステーションの隅っこで、夫と私は医師から説明を受けた。
目の前には、先日撮影したCTとMRIの画像が数十枚、貼られてあり、それらを元に医師の話が進む。
通常の卵巣は親指の爪ほどの大きさらしいが、私の左の卵巣は、握りこぶしくらいの大きさまで癌細胞が増殖しているらしい。
ガンがどの程度進行しているかは、実際に開腹してみないと予想がつかないということだった。
手術によって摘出する予定の臓器は、
■ 癌に侵されている左の卵巣
■ 子宮
■ 右の卵巣
■ 大腿部のリンパ節
■ 大網(たいもう:お腹を覆っている網状の脂肪の膜)
以上の5つだと告げられた。
しかし開腹して、大腸や小腸などにも転移が見られた場合、これらの臓器の癌部分を切除し、肛門からの排泄でなく、人工肛門をつける手術も同時にするということを告げられた。
そしてさらに、これよりも病状が進行している場合は、処置をせずに手術を終わりますということだった。
私たち夫婦には子供が2人居ますが、夫はもう一人子供を望んでいたので、右の卵巣や子宮に異常がなければ摘出しないでほしいと夫は医師に頼んだ。
すると医師は、臓器を残すことは転移のリスクが高まること、だから見た目に異常がなくても上記で述べた臓器は摘出することを再度告げたのでした。
「きついなぁ・・・
患者本人を目の前にして、ここまで言わなくても・・・」
夫が小さな声でつぶやいた。
あなたが私の立場なら、聞きたくなかったですか?
私は医師がきちんと理解できるように説明してくれたことはよかったと思っています。
手術から目が覚めた時、いきなり人工肛門がついてた方がショックですから。
それに、もし最悪の結果が出た場合は隠さずに、きちんと告げてほしいと医師に頼みました。
なぜなら、もし数ヶ月の命なら会っておきたい人(友人)がいる。
それに自分の荷物の整理もしたい。
体が自由に動くうちに子供と密度の濃い時間を過ごしたい・・・
考え出したらきりがない。
だけど、きちんと考えなければ・・・
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